県内求人倍率1.34倍 1月

 宮崎労働局は28日、1月の県内有効求人倍率(季節調整値)が前月比0.04ポイント減の1.34倍だったと発表した。4カ月連続の減少だが、同労働局は「求人数が求職者数を大幅に上回って推移しており、雇用情勢は改善が進んでいる」としている。
 月間有効求職者数(同)は前月比0.5%増の1万8853人、月間有効求人数(同)は同2.5%減の2万5201人だった。
 新規求人数(原数値)は前年同月比15.4%減の9339人。18産業別では、前年同月比で製造業27.5%減、卸売・小売業26.0%減など14産業で減少した。同労働局は、求人数が減った要因を「1月から求人票の様式が変わって記載すべき情報が増えたため、提出が遅れた企業が多かった」と分析している。
 ハローワーク別の有効求人倍率(同)は、高い順に都城1.69、宮崎1.51、小林1.48、高鍋1.27、延岡1.23、日向1.07、日南1.02倍。
 正社員に限った有効求人倍率(同)は前年同月比0.02ポイント減の1.03倍だった。

© 株式会社宮崎日日新聞社