マスク20万枚 平戸市が配布 市民ら対象、2日から

 新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの品薄状態が続いていることを受け、平戸市は28日、備蓄していたマスク20万枚を3月2日から市民らに提供すると発表した。市役所や支所など計8カ所で1人5枚ずつ受け取ることができ、世帯人数分の入手が可能という。
 平戸市によると市民向けに約15万4千枚、小中高の児童生徒に市教委などを通じ1人5枚の約1万4千枚を渡す。マスクが不足している医療機関や社会福祉施設からも要望があれば配布する。
 平戸市は「今から1、2週間は重要な時期。入手できなかった人はぜひ取りに来てほしい」としている。配布終了日は回覧板で周知予定。

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