<レスリング>アジア予選のキルギス開催も中止、IOCとも解決策を協議へ

 世界レスリング連盟(UWW)は2月28日、ホームページ上で3月27日(金)~29日(日)にキルギス・ビシュケクで予定されていたアジア予選の中止を発表し、各国に通達した。

 中国・西安で行われる予定だった同予選は、中国の受け入れも大丈夫だったキルギスが引き受け、2月20日に代替開催が発表されたばかりだった。しかし、その後のコロナウイルスの急速な蔓延によって状況が変わり、開催を返上することになった。同国の青少年・教育・スポーツ省は「キルギス共和国への侵入防止、およびコロナウイルス感染のさらなる拡散を防止するための措置を強化した」と説明した。

 UWWは解決策を協議しており、来週にも国際オリンピック委員会(IOC)とも協議するという。

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