フィリーズ・マカッチェン 故障者リストで開幕が濃厚に

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フィリーズは、昨年6月に左膝前十字靭帯断裂の重傷を負ったアンドリュー・マカッチェンが正左翼手として開幕戦に出場することを望んでいた。しかし、それは実現しない可能性が高くなった。戦列復帰に向けてリハビリを続けているマカッチェンだが、フィリーズによると、およそ4週間後に迫った開幕戦までに十分な準備を行うだけの時間が不足しており、マカッチェンは今季の開幕を故障者リストで迎える可能性が高いようだ。

フィリーズのジョー・ジラルディ監督は「開幕戦に間に合わせようとするのはちょっと早すぎるね」と語り、マカッチェンが開幕戦に間に合わない見込みであることを明らかにした。ただし、「復帰までにそれほど長い時間が必要になるとは考えていない。4月中には戻ってくることができるだろう」とも語っており、開幕直後の早い段階で戦列復帰できる見込みとなっている。

ジラルディによると、マカッチェンは左膝の大ケガから順調に回復しており、着実に戦列復帰に近付いているという。しかし、「クリアしなければならない課題がまだいくつか残っている」といい、「外野でフライを取る練習をしたり、打撃練習を行ったりしているけど、まだ全力疾走するところまでは達していない」とマカッチェンの現状について語った。

マカッチェンはリードオフマンとしてフィリーズ打線に必要不可欠な戦力である。昨季のマカッチェンは59試合に出場して打率.256、10本塁打、出塁率.378、OPS.834をマークしたが、マカッチェン離脱時点でフィリーズの1番打者(主にマカッチェン)はメジャー2位の出塁率.379を記録していたものの、その後はメジャー29位の出塁率.295に終わった。マカッチェンの穴を埋めるリードオフマンが現れなかったことが、チームの失速の要因の一つとなっていたのだ。

マカッチェンが復帰するまでの間は、通算312本塁打のジェイ・ブルースが代役を務めることになるだろう。打撃力よりも守備力を重視する場合は、ブルースではなく、ロマン・クインが出場機会を増やすことになるかもしれない。