米国務省、イタリアとモンゴルの渡航注意情報を引き上げ 渡航の再検討求める

アメリカ国務省は、現地時間2月28日、イタリアとモンゴルの渡航注意情報を、4段階のうち上から2番目の「レベル3(渡航の再検討)」に引き上げた。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大に伴うもので、イタリアでは持続的なコミュニティでの広がりが報告されており、どのように、どこで感染したかが不明であること、モンゴルでは交通網の制限が行われていることなどから、引き上げを決めた。不必要な旅行を避けるよう求めている。

アメリカ国務省では、高齢者や慢性的な疾患がある人は重症化リスクが高いことから、医療関係者と旅行について検討し、不必要な旅行の延期を検討することを促した。すでに、中国とイランには最上級の「レベル4(旅行禁止)」、韓国には「レベル3」、日本とマカオ、香港には「レベル2」を発出している。

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