無観客の一戦、太田3ランで楽天が逆転勝ち ロッテは福田秀に先頭打者弾も…

楽天・松井裕樹【画像:パーソル パ・リーグTV】

先発松井は初回2被弾も5回2失点、ロッテ種市は4回無安打無失点の好投

■楽天 4-2 ロッテ(オープン戦・29日・ZOZOマリン)

 楽天は29日、ZOZOマリンスタジアムでロッテと対戦し、4-2で逆転勝ちした。新型コロナウイルスの感染拡大のため、無観客試合として実施された一戦は、一発攻勢を制した楽天に軍配が上がった。

 楽天は2点を追う5回、1死一、二塁から正捕手奪取を狙う8番・太田がレフトスタンドへ豪快な一発。7回には先頭の島内が昨季までの同僚ハーマンから右翼席にソロを放ち、追加点をあげた。

 先発の松井は初回に2被弾を許す立ち上がりも、その後は無失点に抑えて5回3安打1四球2失点。直球の最速は143キロだったものの、尻上がりに調子を上げ、リードを貰った5回には安田、柿沼から2者連続三振を奪った。

 一方、ロッテは初回に福田秀の“移籍後初アーチ”となる先頭打者弾と4番・井上のソロで2点を先制。先発の種市が4回無安打無失点の好投でリードを守ったが、5回から2番手で登板した田中が逆転を許した。(工藤慶大 / Keita Kudo)

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