宮崎市女性殺害関与か 器物損壊容疑で男逮捕

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血を流した女性が倒れていたアパート駐車場=1日午前9時28分、宮崎市大島町

 宮崎市大島町のアパート駐車場で血を流して倒れていた女性が発見された殺人事件で、県警捜査1課と宮崎北署は1日、職務質問から逃走した住所、職業不詳、松井茂美容疑者(46)を器物損壊容疑で現行犯逮捕したと発表した。松井容疑者の着衣に多数の血痕があったことなどから、県警は殺人容疑も視野に慎重に調べている。松井容疑者は黙秘しているという。
 捜査関係者によると、県警は現場付近から凶器とみられる血の付いた包丁1本を押収。女性の遺体には顔のほか背中など上半身に多数の刺し傷や切り傷が確認されており、県警は犯人が強い殺意を持っていたとみている。
 殺害された女性は同市大島町、パート従業員栗原めぐみさん(37)。捜査関係者によると、このアパートの住人で、夫、子どもと3人暮らし。栗原さんと松井容疑者は知人同士だったという。
 県警によると、2月29日午後7時20分ごろ、血だらけの栗原さんが倒れているのを近くの住民が発見。搬送先の病院で約1時間後に死亡が確認された。遺体の状況から県警は殺人事件と断定し、犯人の行方を追っていた。
 同日午後10時半ごろ、現場付近で車内にいた松井容疑者に、捜査員が職務質問をしようとしたところ、車で逃走。約1時間後、同市佐土原町下田島の路上で松井容疑者の車を見つけ捜査員が職務質問したが、再び逃走を図り、捜査車両に車をぶつけたため同日午後11時50分ごろ、器物損壊容疑で現行犯逮捕した。松井容疑者は右の手のひらに出血があったという。
 現場は市道大島通線から東に約300メートルにある住宅地で新別府川の近く。