新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、県は1日、鎌倉保健福祉事務所管内(鎌倉、逗子、三浦市、葉山町)に住む50代の無職女性の感染が新たに確認されたと発表した。2月28日に県が感染者として発表した70代女性と同居する親族だという。
県によると、50代女性は同14日に頭痛と味覚障害を訴え県内の医療機関を受診。その後、70代女性との濃厚接触者として27日にPCR検査を受けた。28日夜に陽性と判明し、29日に別の県内医療機関に入院した。現在は解熱しているが、肺炎の症状があるという。
70代女性は引き続き入院中だが、病状が悪化し重篤な状況としている。この女性と同居する別の親族はPCR検査で陰性だったという。