「ナガサキニモカ」 松浦鉄道での利用始まる 長崎電気軌道は記念カード販売

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ナガサキニモカを利用する乗客=MR佐世保駅

 松浦鉄道(MR、佐世保市)は1日、全国で相互利用が可能なICカード乗車券「nagasaki nimoca(ナガサキニモカ)」の販売、利用を開始した。ナガサキニモカの採用を決めた7社・局では初めて。ほかのバスや鉄道の6社・局も順次導入する。
 ニモカは全国共通の交通系ICカード「10カード」の一つ。全国各地の鉄道やバスで相互利用でき、電子マネーとしてコンビニなどで支払いに使える。

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 MRは利用者の利便性が高まるとして導入を決めた。有人7駅と車内で販売。佐世保駅で購入した女性(35)は「全国で利用できるので使い勝手がいい」と話した。同社による「長崎スマートカード」の発行、積み増しは終了。払い戻しは有人7駅で受け付け、5月31日でサービスを終える。
 一方、路面電車を運行する長崎電気軌道(長崎市)は1日限定で、ナガサキニモカの記念カード5千枚を先行販売した。会場の同市川口町の長崎西洋館前には購入待ちの長い列ができた。新型コロナウイルス感染を警戒し多くがマスク姿。同社側も、閉鎖空間に購入客が集中しないよう屋外で待機させるなど予防策を講じた。1時間待った増子師朗さん(80)は「珍しいカードが手に入った」と喜んだ。
 同社は7日に通常カードを発売し、22日にサービスを始める。記念カードは共同製作した県交通局(同市、県営バス)も時期は未定だが5千枚発行する予定。残った記念カードは後日、販売方法を公表する。

 


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