軍港クルーズ再開 “基地の町”の歴史など学ぶ

海上自衛隊の護衛艦の写真を撮る参加者=佐世保港

 佐世保港内の米海軍や海上自衛隊の施設、艦船などを見学できる「SASEBO軍港クルーズ」が1日、運航を再開し、約40人が“基地の町”の現状や歴史を学んだ。
 クルーズは佐世保観光コンベンション協会と海運会社が協力し、2015年から運航。例年1~2月は気温や天候を考慮し、運休している。
 約1時間かけて港内を巡り、ガイドの吉川拓朗さん(41)が艦船や針尾無線塔、海自佐世保教育隊などについて説明した。名古屋市の会社員、早川学さん(51)は「好きな軍艦を近くで見られて幸せだった。ガイドの解説も詳しくてよかった」と満足そうに話した。
 クルーズは土日祝日の午前11時半、新みなとターミナル(佐世保市新港町)前の桟橋を出港。料金は中学生以上2千円、小学生千円。問い合わせは佐世保観光情報センター(電0956.22.6630)。

 


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