"ヤバい世界のヤバい奴らのヤバい飯"テレ東の人気番組『ハイパーハードボイルドグルメリポート』が書籍化!

テレビ東京の人気番組『ハイパーハードボイルドグルメリポート』の書籍化が決定。 番組企画から取材、 編集まですべてを手掛けたテレビ東京ディレクター・上出遼平氏が完全執筆した本書は、 危険地帯取材の裏側や、 番組本編に収まりきらなかったエピソードを多数収録。 書籍化の構想から足かけ4年での発売となった。 また、 購入者特典として、 帯記載のQRコードから番組完全未公開エピソード「“地上の楽園”モルディブ ゴミ島飯」編を限定配信。 見逃せない一冊となっている。

本番組は、 “ヤバい世界のヤバいやつらのヤバい飯”をテーマにした「自称グルメ番組」。 メディアが通常立ち入らないような世界中の“ヤバい”エリアを取材し、 食を通じて各地に生きる人々のリアルをえぐり取ったその内容は、 当初深夜の単発放送ながら視聴者に衝撃を与え、 大きな反響を巻き起こした。

取材対象は「廃墟に暮らす元人食い少年兵」「マフィアの晩餐会」「カルト教団の村」など。 だがその映像の“ヤバさ”は、 たんなる危険さやもの珍しさのみにとどまらず、 翻って視聴者に“当たり前”や“ふつう”とは何かを淡々と問いかける。 あまりに異質なこの番組はその後、 優れた放送作品に与えられるギャラクシー賞の受賞やゴールデン帯への進出、 各種配信プラットフォームで世界展開されるなど、 視聴者はもちろん、 業界内外から熱狂的な支持を集め続けている。

ジャーナリストの田原総一朗氏はその型破りな取材に「このような凄まじい番組を、 よく放送できたものだ。 クレームを恐れた無駄な番組ばかりがどのテレビ局でも氾濫している中で、 とび抜けて危険な番組である。 」と舌を巻き、 また番組ファンを公言するKing Gnu・井口理氏も「グルメリポートと銘打ちながら『生きるってなんだろう』『人間ってなんだろう』と問いかけてくる番組が今まであったでしょうか。 貧しくても、 罪人でも、 女でも男でも、 みんな等しく平等に食べて生きている。 おれたちみんな血の通った人間なんだと教えてくれる。 すげー。 」と称賛している。

本書は番組の企画から取材、 編集まですべてを手掛けたテレビ東京ディレクター・上出遼平氏が完全執筆。 危険地帯取材の驚くべき裏側や、 番組本編に収まりきらなかったエピソードを多数収録。 書籍化の構想から実に足かけ4年での発売となる。 上出氏は「番組の劣化版にだけはならないように心がけたら、 番組よりもおもしろくなった」と語っており、 番組ファンはもちろん、 未視聴者にこそ手に取ってもらいたい一冊となった。

また、 本書では購入者特典として、 帯記載のQRコードから番組完全未公開エピソード「“地上の楽園”モルディブ・ゴミ島飯」編を限定配信する。 まだ誰の目にも触れていない“ヤバい世界のヤバい飯”は必見だ。

著者コメント

これは番組の単なる「書籍版」ではありません。 番組の劣化版なら出す意味がない。 これは『ハイパーハードボイルドグルメリポート』の「最終型」です。 ここに、 最も深い旅があります。 流行りの伏線もどんでん返しも明日使える雑学も、 秒で稼げるノウハウもありません。 ただ、 僕が見た凶暴で美しい世界だけがあります。この番組が、 この本が、 他のどんな旅とも違うということが、 読めば否が応でもわかると思います。 あなたを旅に連れ出したくて、 ささやかな命を削って書きました。 読んでみてください。

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