盲導犬の仕事ぶりと賢さに感心/南部・福地小で特別授業/「障害物を教えてくれる」役割の大切さ実感

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ケイトと接し盲導犬への理解を深めた児童たち

 青森県南部町の福地小学校(松橋隆夫校長)で2月25日、盲導犬や目の不自由な人と交流を深める特別授業が開かれた。4年生の児童13人が盲導犬の役割の大切さを学んだ。

 盲導犬「ケイト」(雌、6歳)と4年ほど前から暮らしている階上町の梅澤愛子さん(65)が講師を務めた。

 梅澤さんはケイトをなでながら「曲がり角や段差、歩道に止まっている車といった障害物の存在を教えてくれるのが彼女の仕事」と紹介。目がほとんど見えず、日常でも「音や声だけが頼り」の梅澤さんにとって、ケイトは心強い味方であると強調した。また「街中でむやみに声を掛ければ犬の集中力が切れて事故が起きかねない」として、決して触ったりおやつをあげたりしないでほしい-と注意を呼び掛けた。

 ほとんどの児童が間近で盲導犬を見るのが初めてとあって、みんな興味津々の様子。授業の最後に喜んでじゃれあった高嶋芽衣さん(10)は「ケイトの仕事ぶりと賢さに驚かされた」と話した。

 特別授業は町社会福祉協議会が企画。福祉への関心や理解を深めてもらおうと、町内の学校を対象にして定期的に行っている。