テレビ朝日は3月30日から、平日お昼の帯番組「大下容子ワイド！スクランブル」「徹子の部屋」「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」の放送時間を変更すると発表した。
「大下容子ワイド！スクランブル」は現在、月～金曜の午前10：25～午後0：00の第1部と、午後0：50～1：40の2部制に分けて放送を行っている。これが3月30日からは、午前10：25～午後0：00が1部、午後0：00～1：00が2部と、シームレスなニュースショーとしてリニューアルされる。
今気になる最新の情報を伝えるコーナーから、こだわりニュースの「パネルコーナー」を展開し、ゲスト専門家とコメンテーターのスクランブルトークを充実させていく。大下アナは「今までと同じ気持ちでいます。そこに、テレビをご覧の皆さんの疑問や意見を取り入れてより生放送を意識していけたらと思います」とコメントしている。
また、放送開始から45年目に入った「徹子の部屋」は、現在の月～金曜の午後0：00～0：30の放送枠から、月～金曜の午後1：00～1：30へと引っ越し。2014年以来6年ぶりとなる番組枠移動について、黒柳は「12時スタートは『シンデレラ』のようでよかったのですが（笑）、どうしてもお昼ご飯の用意をしなければいけないなど、せかせかする時間です。その点、1時は皆さんがホッとできる、ゆっくりできる時間だと思うんです。お茶やお菓子など召し上がりながら、ゆっくりとご覧いただければと思います。私も1時スタートの雰囲気を皆さんと共有したいなと思っています」とメッセージを寄せた。
そして、「同一の司会者による最多放送記録」というギネス世界記録を持つ同番組が、今年で放送開始から45年を数えることについては、「考えてもいなかった」と話し、「50年まではやりたいなと思っています。50年、1人の人間が番組を続けたという例は世界でもないと思うので。毎日続けている今、それがとても楽しみです。そうして積み重ねているとあっという間に1年が経ってします。だから5年ぐらいすぐ経っちゃうんじゃないでしょうか。そうしたら50年、すごくうれしいと思います」と、変わらぬ意欲をのぞかせた。
なお、こちらも長寿番組として知られる「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」は、月～金曜午後1：40～1：55の放送が、月～金曜午後1：30～1：45の枠に移動する。
