肺炎直撃、日本経済は急下降か

20年成長率、ほぼゼロの予想

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大手百貨店4社の2月の既存店売上高

 新型コロナウイルスによる肺炎拡大の直撃を受け、日本経済は急下降する恐れが出てきた。大手百貨店4社が2日発表した2月の既存店売上高(速報)は全社とも振るわず、2月の国内新車販売台数は前年同月比10.3%減と落ち込んだ。1~3月期の経済成長率は2四半期連続のマイナスとなる公算が大きく、経済協力開発機構(OECD)は日本の2020年の成長率が0.2%と、ほぼゼロに沈むと予想した。日銀に景気を支える追加金融緩和の圧力がかかる。

 新型肺炎の景気への影響は長期化するとみられ、消費税増税や米中貿易摩擦による海外経済減速で勢いを失った日本経済の先行きが危ぶまれている。