関西国際空港、アジア路線で週726便欠航 中国本土線の約85.5%

関西エアポートは、関西国際空港を発着する中国本土などアジア路線の3月2日から8日までの欠航便数が、3月2日時点で、726便にのぼることを明らかにした。

当初は、中国本土線は612便、香港・マカオ線は128便、台湾線は134便、韓国線は238便、東南アジア線は195便の運航が予定されていた。

欠航便の内訳は、中国本土線が523便、香港・マカオ線が87便、台湾線が71便、東南アジア線が7便で、中国本土線の約85.5%、香港・マカオ線の約68%、台湾線の約53%が欠航になったことになる。国際線全体では1,422便の運航が予定されており、半数以上が欠航となった。欠航の原因は、全てが新型コロナウイルスに起因するものと断定されているわけではないとしている。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中国政府は団体旅行を禁止している。日本の出入国在留管理庁は、中国・湖北省と浙江省や韓国の一部地域に14日以内に滞在歴がある外国人と、湖北省と浙江省発行の中国のパスポート保有者の入国を、特別な事情がない限り禁止している。

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