任期満了(9月4日)に伴う五島市長選に、現職の野口市太郎氏(64)が3選を目指し、立候補する意向を固めたことが2日、関係者への取材で分かった。4日開会の定例市議会で、正式表明する見通し。
同市は昨年、2004年の新市発足後初めて社会増(転入超過)を実現。野口氏は人口減対策を最重要課題に位置付けており、1期目から手掛ける再生可能エネルギーの活用などと併せて「軌道に乗せたい」とし、出馬を決意したもようだ。野口氏は取材に「今議会で説明したい」と話した。
野口氏は同市出身で長崎大経済学部卒。1978年に県職員となり、五島地方局長や水産部長などを務めた。2012年に初当選、16年に無投票再選した。
同市長選を巡っては、これまでに同市の自営業、中西大輔氏(30)が無所属での立候補を表明している。
今夏の五島市長選 野口氏 3選出馬へ
- Published
- 2020/03/03 09:30 (JST)
- Updated
- 2020/03/03 10:09 (JST)
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