ブレーブスの開幕ローテ争い ヘルナンデスが一歩リードか

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確固たる先発5番手が不在だったブレーブスは、新加入のコール・ハメルズが左肩の炎症により出遅れている影響で、開幕ローテーションの2枠が空席となっている。現在、この2枠をめぐって熾烈な競争が繰り広げられており、リリーフからの先発再転向を目指すショーン・ニューカム、有望株のカイル・ライト、23歳のトゥキ・トゥサントなどが奮闘中。そんななか、2010年のサイ・ヤング賞受賞者であるフェリックス・ヘルナンデスが、開幕ローテーション入りの最有力候補に挙げられている。

現在33歳のヘルナンデスは、2005年にメジャーデビューしてから15シーズンを過ごしたマリナーズを離れ、マイナー契約でブレーブスに加入。昨季は15先発で1勝8敗、防御率6.40という自己最悪の成績に終わったものの、新天地での復活を目指している。オープン戦では、ここまで2試合に先発して4回2/3を投げ、1勝0敗、防御率1.93、6奪三振、被打率.176、WHIP0.86という見事なピッチングを披露。メジャーのロースター入りを果たしても年俸はわずか100万ドルであり、ヘルナンデスがこのまま好投を続けるようであれば、ブレーブスは迷わずヘルナンデスを開幕ローテーションに組み込むだろう。

もちろん、まだオープン戦は序盤であり、マイナーリーガー中心のラインナップを相手に記録した成績は参考程度にしかならない。しかし、昨季はオープン戦の3先発で防御率15.95、被打率.382とめった打ちを食らっており、2018年はオープン戦で2試合にしか登板していないことを考えると、現時点ですでに2試合に登板し、防御率1点台という結果を残していることは明るい材料と言えるだろう。

マイク・ソローカ、マックス・フリード、マイク・フォルティネビッチと20代の3人が3番手までを占めるブレーブスの先発ローテーション。故障離脱中の36歳のハメルズに代わって先発4番手を務めるのは、33歳の「キング」ことヘルナンデスかもしれない。