【新型コロナ】ウイルス検査を受けていない「濃厚接触者」に鼻水やせきの症状 感染した60代男性会社役員の同僚

 長野県は、きのう2日、県内で初めて「新型コロナウイルス」への感染が確認された60代男性の「濃厚接触者」でウイルス検査を受けていない会社員1人に鼻水やせきなどの症状が出ていることを明らかにしました。

提供:国立感染症研究所

 県保健・疾病対策課によりますと、県内で初めて「新型コロナウイルス」に感染した松本地域の60代男性会社役員が先月20日に短時間出社した際、この会社員も出社していました。県は、症状が出ていないことからウイルス検査はせず、電話などで経過観察を続けてきました。しかし、先月29日に鼻づまりやせき、倦怠感などの症状があらわれました。発熱はみられないということです。

 県によりますと、ウイルス検査を行い、早ければ、きょう中に結果が出るということです。

 会社役員の「濃厚接触者」は16人で、そのうち同居している50代妻の感染が確認されています。

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