宇梶剛士&壇蜜が「半沢直樹」敗れし者の物語に登場

TBSラジオで放送中のオリジナルオーディオドラマ「TBSラジオオリジナルドラマ『半沢直樹』敗れし者の物語by AudioMovie®」(火曜放送「ACTION」内、午後4:10頃、全8回)の第3章のキャストに、「西大阪スチール」社長・東田満役の宇梶剛士、東田の愛人・藤沢未樹役の壇蜜が決定。3月10・17日に前・後編で放送される。

2013年に放送された「半沢直樹」は、直木賞作家・池井戸潤氏の小説「半沢直樹」シリーズを原作に、メガバンク東京中央銀行に勤める半沢直樹(堺雅人)が、銀行内外に現れるさまざまな敵に立ち向かう姿が描かれ、大ヒットを記録。今年4月クールには待望の続編が放送される(開始日未定)。本作は、その半沢の逆転劇によって敗れ去った人々の“その後の人生”に焦点を当てるオーディオドラマの第3弾。

宇梶演じる東田は、東京中央銀行・大阪西支店長の浅野匡(石丸幹二)と手を組み、5億円の融資を受けた後、計画倒産を決行。見返りを浅野に渡し、自身は多額の隠し財産を作り逃走した。しかし、この一件の全責任を押し付けられた半沢の反撃に遭い、ついに隠し資産を差し押さえられる。最後は半沢に襲い掛かるも、剣道有段者である彼にあっけなく返り討ちにされ、見事なまでに“倍返し”を食らい、敗れし者の1人となった。

そして、壇蜜が演じた未樹は、東田の愛人として彼に寄り添い、計画倒産してできた隠し財産で自身のネイル店をオープンさせることを夢見ていた人物。しかし、東田は金がすべてで自分への愛情がないことを知ると、出店を事業として正当に評価してくれた半沢のバンカーとしての姿勢に心が動き、隠し財産のありかをばらして東田を裏切ってしまう。壇蜜は、東田への愛と半沢の正義との間で揺れる難役を好演し話題となった。2人が演じた、東田と未樹はその後一体どんな人生を歩んだのか。真実の愛は存在したのか? 気になるその後が描かれる。

宇梶は「今回はラジオですが、東田のその後の人生が描かれるとは全く想像していませんでしたし、この話をいただいたときは『やるしかない』という気持ちになりました」と心境を話し、「この作品で怒りや悔しさに心を支配されていた東田を支えてくれた未樹の愛情の深さをあらためて知ることができました。東田と未樹の“その後”の人生を、多くの方に楽しんでもらいたいと思います」とコメント。

壇蜜は「久しぶりに藤沢未樹を演じるということで、このキャラクターの魅力や演じている当時のことを思い出しました。テレビドラマでなぜ未樹が東田を裏切ったか、この作品で答え合わせができたような気がします」と振り返り、「今回あらためて2人の信頼関係の強さを知ることができたので、ストーリーだけでなくそういった人間模様も楽しんでもらいたいです」と聞きどころを伝えた。

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