あす5日(木)は、北日本を中心に雪を伴った非常に強い風が吹き、海は大しけとなる見込み。暴風や高波、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害に警戒が必要だ。また、北海道地方では、大雪による交通障害にも警戒したい。
あすは冬型の気圧配置 北日本は雪・風強まる
あすは、前線を伴った低気圧が発達しながら日本の東を北上し、夜には北海道地方の南東海上に進む見通し。また、別の低気圧が日本海を東に進み、東北地方に接近する予想となっている。
さらに、北日本から東日本の上空約5000メートルには、氷点下33度以下の寒気が流入する。このため、あすにかけて、日本付近は冬型の気圧配置となり、低気圧や前線が接近する北日本を中心に、雪を伴った非常に強い風が吹き、海は大しけとなりそうだ。また、北海道地方では、太平洋側東部を中心に大雪となる見通し。
暴風雪・高波
あすは、北日本を中心に、北東または西よりの風が雪を伴って非常に強く吹き、海は大しけとなる見込み。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒が必要だ。
なお、あさって6日(金)も、北日本を中心に非常に強い風が吹き、海は大しけやしけの状態が続きそうだ。
大雪
日本の東を北上する低気圧の影響で、北海道地方の太平洋側東部を中心に雪が強まり大雪となる見通し。北海道地方では、大雪による交通障害に警戒し、湿った雪による電線等への着雪、農業施設等の管理に注意したい。
また、上空に流れ込む寒気の影響で、北日本から西日本の日本海側を中心に大気の状態が不安定となりそうだ。落雷や突風、局地的な雪の強まりにも注意が必要だ。