診察時の防護具 適切な着脱説明 長崎大病院がHPで

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、長崎大学病院が3日までに、県内医療関係者向けに、感染症を診断する際のガウンやマスクなどの適切な着脱法を説明する動画の公開をホームページ(HP)で始めた。
 同病院は県内で唯一、エボラ出血熱など危険度が高い「1類感染症」の病床がある第1種感染症指定医療機関で、県内の医師らから問い合わせが相次いでいた。政府は、感染者が大幅に増えた地域では、一般医療機関でも患者を受け入れる方針を示している。
 動画は40分で、同病院感染制御教育センターの田代将人副センター長が注意点を説明。ガウンなどの個人防護具を外すときに感染リスクが高まることなどを強調している。

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