世界が注目する”日本の漫画”。漫画を広告として最大限に活用するポイントとは? 関西拠点で活躍するクリエイターに聞く「”漫画広告”活用のポイント」

“日本の漫画”は、今や世界中で注目を集めている。

国内でもここ数年、ポスターやパンフレットなどの販促物だけでなく、商品のマニュアル、教育資料など、幅広い場所で“漫画”の活用が進んでいる。いわゆる“漫画広告”の分野は、すっかり身近な存在として浸透している。

そんな“漫画広告”のプロフェッショナルとして関西を拠点に活躍するクリエイター、有柚まさき(Ayuzu Masaki)さんに、活用のポイントを聞いた。

 

“漫画広告”の制作で大切なのは広告的視点からの訴求力

Q、今の“漫画広告”のおかれた市況環境について…

「ここ10年で全国的に漫画の浸透率が上がり、わかり易い例として、広告漫画の増加、ビジネス書のコミカライズを多く目にするようになりました。これは忙しい現代人が短時間で情報の取捨選択を迫られている現れだと考えます。」

 Q、広告漫画を広告で活用する際のポイントは?自身で気をつけていることは?

「“漫画”というキャッチーさだけに頼っていても本質は伝わりません。私は広告会社での制作経験を活かし、ただ漫画で伝えるのでなく、広告的視点から訴求力の高い広告漫画を制作することを強みとしています。」

漫画広告”制作の魅力は、自らの武器で戦えること

有柚まさきさんは、主にWEBやSNSでの発信で仕事を獲得している。日々の発信が非常に重要な役目を果たすことを実感している。今の仕事の魅力は「自らの最大限の武器で戦えること」だという。今後もますます”漫画広告”の活用は進むはずだ。

有柚まさき(フリーランス)
アートディレクター / 広告漫画家 /デザイナ

新卒で不動産広告の会社に入社。 大型広告や物販販促の全般を担う。 その後、株式会社ビーワークスへ入社。 デザインのみならず、総合的なディレクションを学ぶ。主に教育機関における販促物の制作などを担当。2019年1月フリーランスとして独立。

© テレビ大阪