ゲーム不正代行460回、180万円分電子マネー受領「脱獄アイフォーン」販売の19歳少年

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京都府警本部

 米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」のプログラムを改変し、スマホ用ゲームで不正行為を可能にする「チートアプリ」を組み込んで販売したとされる事件で、商標法違反の疑いで逮捕された兵庫県播磨町のアルバイト少年(19)が、改造スマホを販売するだけでなく、ゲームを有利に進めるための不正なチート行為を代行し、見返りに計約180万円分の電子マネーを受け取っていたことが3日、京都府警への取材で分かった。

 府警によると、少年は昨年7月以降、ツイッターを通じてチート行為の代行を宣伝。依頼者からゲーム用のIDとパスワードを聞いた上、チート行為ができるアプリ搭載のスマホを使い、ゲームのキャラクターを課金せずに強化するなどの不正行為を約460回繰り返していた。少年がチート行為をした後、依頼者はキャラが強化されるなどした状態でゲームを遊ぶことができたという。
 少年がチート行為の代行に使用したのは「脱獄アイフォーン」と呼ばれるスマホ。基本ソフト(OS)を改変して非公式アプリをダウンロードできるようにしたもので、専門家からはウイルス感染などの危険性が指摘されている。
 少年の逮捕容疑は昨年8~12月、脱獄アイフォーン2台を京都府宇治市の男子高校生(18)ら2人に計6万5千円で販売し、アップルの商標権を侵害した疑い。