安全という最古の価値を手に入れよう
ボルボと言えば、3点式シートベルトを開発し、その特許を無償で公開したことで知られ、いつの時代もクルマの安全についてもっとも熱心な自動車メーカーです。
その安全性はクルマの価格に比例することはなく、エントリーモデルのV40であっても。その安全性はシッカリ確保されています。
ドヤポイント その1:コンパクトカーでも妥協しない安全性
繰り返しになりますが、ボルボをオススメした1番の理由は、世界をリードし続ける安全性です。
今でこそ、エアバックや衝突安全ボディ、いわゆる自動ブレーキといったクルマの安全性が重視され、どのメーカーも環境性能と同じレベルでアピールしています。
その点、ボルボは、創業当時から常に安全性を最重要ポイントとして開発し続けるメーカー。
米国のフォード、中国の浙江吉利控股集団と親会社が変わっても、その理念が揺らぐことはありませんでした。
ドヤポイント その2:クリーンで洗練されたインテリア
ボルボに一度でも乗ったことはある人ならわかってもらえると思いますが、ボルボのインテリアは、とにかくクリーンで落ち着いた空間なのです。
もちろん、エントリーモデルのV40のインテリアは、当然“豪華”というわけにはいきません。
ですが、シンプルなメーター回りやセンターコンソール、そして、華美になり過ぎないよう配された木目や金属パネルの素材感が良いアクセントになり、いわゆる安物感が皆無なのです。
ボルボ V40を買うなら注意してほしいポイント
ご存じのように、近年ボルボの人気には目を見張るものがあります。人気の1つの要因としてあげられるのが、“トールハンマー”があしらわれたヘッドライト。
トールハンマー型ヘッドライトはインテリアと同じく、それほど華美な装飾ではないにも関わらず、新世代ボルボを代表するモチーフの1つになっています。
そのデザインに惹かれ、ボルボを買い求める人も多いと思いますが、あまりにトールハンマー型ヘッドライトに人気が集中しているため、2016年以降のモデルはやや割高…。
そのため100万円以下でオシャレなトールハンマー型は難しいでしょう。
見た目じゃなく中身で勝負!
あまりに印象が違うため勘違いされがちですが、100万円以下で狙えるV40は、現行で販売されている新車と基本設計が同じです。
つまり、外装のデザインさえ気にしなければ、現行型を100万円以下で手に入れることができる! というわけ。
もちろん、最新のボルボがもっとも安全なボルボと言われているのも確かですが、ボルボは、常に他メーカーの1歩先の安全性を行くメーカー。
「ドヤっ!」の概念はいろいろあると思います。ですが、最新じゃなくても、最高レベルの安全性能を持つボルボ V40で密かにドヤる。
そんな裏地にこだわったスーツを着こなす感覚で、シレっとV40を愛車にしてみるのはいかがでしょうか。
[筆者:増田 真吾]