福島駅アプローチ線新設工事に着手 ボトルネック解消へ JR東日本

JR東日本は3日、福島駅に上りアプローチ線を新設すると発表しました。

同駅では山形新幹線「つばさ」上下列車がともに14番線から発着しています。そのため上り列車では2度の平面交差が必要となるなどの問題を抱えており、ダイヤ作成上のネックとなっていました。

上りアプローチ線を新設して上り「つばさ」が11番線に入れるようになれば平面交差が解消され、上下の「つばさ」が同時発着可能となり、輸送障害時の復旧時間短縮などの効果も見込めます。

地上工事概要

新設されるアプローチ線は地平区間760m、高架区間540m。使用開始は2026年度末を予定しています。2030年度末の北海道新幹線札幌延伸なども見据え、JR東日本はボトルネックの解消に努めます。

鉄道チャンネル編集部
画像:JR東日本

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