クルーズ船から受け入れた『新型コロナ』感染者が1人退院 長野県内在住の下船者17人に症状なし 経過観察は5日まで

長野県は、きょう4日、クルーズ船から県内の医療機関に受け入れていた新型コロナウイルスの感染者のうち1人について、「陰性」が確認され、退院したと発表しました。

クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」 

退院したのは、新型コロナウイルスの集団感染が発生した横浜港のクルーズ船から県内の感染症指定医療機関に受け入れていた感染者です。症状に改善がみられ、2度にわたる検査で「陰性」だったことから、きょう、退院したということです。

県内の医療機関で受け入れているクルーズ船からの感染者は、これで5人となり、そのうち1人は重症だということです。

このほか、県内在住の下船者17人については、いずれも症状などはみられないということです。

県は、念のため、了解を得た下船者のPCR検査を実施する方針ですが、毎日の電話による経過観察については、あす5日で、終えるとしています。

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