米から帰国後発症 新型肺炎男性行動歴

 県は新型コロナウイルスへの感染が確認された70代男性の行動歴について、2月20~26日(現地時間)に米国ロサンゼルスに滞在し、27日(日本時間)に羽田空港から宮崎空港に空路で移動したと発表した。
 同空港から同市内の自宅まではタクシーを利用。今月1日に37.2度の発熱やけん怠感、食欲不振があり、2日に同市の医療機関を受診。胸部エックス線検査では明らかな肺炎の症状は見られなかったが、4日になっても症状が改善しないため、同じ医療機関を再受診。医療機関から宮崎市保健所に連絡があり、遺伝子検査で陽性が確認された。
 帰宅後は発症するまで自宅で過ごしていたという。

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