わずか2時間半でいけるヨーロッパ!JAL・ANA新規就航路線「ウラジオストク」の魅力を紹介

JALとANAの直行便が就航!ウラジオストクってどんなところ?

 

 

おそらく名前は聞いたことがあるけれど、どんなところかはイメージが湧かない人も多いのではないでしょうか。広大なロシアの、日本に限りなく近い位置にあるウラジオストク。

 

シベリア鉄道の発着都市としてもよく知られている為、訪れてみたいと思っている人は多いのではないでしょうか。この春より、JALとANAの直行便が就航するという事で、注目度も上がっています。

 

「日本から一番近いヨーロッパ」としてとても気になるウラジオストク。渡航経験のある元CAが一足先に魅力をご紹介します!

 

ウラジオストク就航情報

JAL  2月28日より日・水・金の週3便運航

   3月29日より毎日運航 

   運航機材 ボーイング737-800

 

ANA 3月16日より月・金の週2便運航

   運航機材 エアバスA320neo

 

 

 

わずか飛行機で2時間半。一番近いヨーロッパ

 

 

成田=ウラジオストク間のフライト時間はたったの2時間半!東京から沖縄へのフライトよりも短いかもしれません。

 

そして一歩街へ降り立てば、その景色はヨーロッパそのもの。建物と街並みの景観が、アジア各国のものとは一味違います。

 

フライトタイムが短いだけで、旅行の時間が効率良く使えるのは明白です。3月末以降、JALでは毎日運航するようなので、3泊4日程の旅がプランしやすくなりますね。

 

ヨーロッパ旅行に3泊4日で行く事が出来るなんて、ますます気になる旅先のひとつになりそうです。

 

ウラジオストクの見どころは?

 

 

ウラジオストクは、こじんまりとした市街地に、様々な魅力を秘めたスポットが点在しています。

 

 

私の場合は、ハバロフスクからシベリア鉄道に乗ってウラジオストク駅に到着しました。

 

そこでまずお目にかかるのがウラジオストク駅。慣れないロシア語の文字に目が惹きつけられます。

駅舎の可愛らしい建物と、構内のデコレーションにも注目です。

 

 

 

 

グム百貨店裏通りは、お洒落なカフェや雑貨屋さんなどが並び、新たな観光スポットとなりつつあるようです。路地裏の一角がアートな空間にデザインされているので、ここでしか撮れない写真も撮ることが出来そうです。

 

 

 

 

噴水通りの散策もおすすめ。天気が良ければ、噴水を中心に真っ青の空が広がるとても爽やかな光景に出会えます。

 

通り沿いにはカフェやお土産屋さんも並び、写真を撮ったりコーヒーを飲みながら景色を眺め、寄り道をしながら歩くのがとても楽しかったです。

 

 

 

街からは少し離れますが、必ず訪れて欲しいのが鷹の巣展望台。ここからウラジオストクの街並みが一望できます。

 

街を2つに分ける金角湾にかかる横断橋もバッチリ眺めることができました。

 

 

 

ウラジオストクの歴史や軍事時代に触れるならば、要塞博物館や潜水艦博物館でもレアな体験ができます。

 

潜水艦そのものの内部が博物館になっており、本当に潜水艦に乗り込むような気分で少しワクワクしますよ。軍港として重んじられていた時代を垣間見られる場所です。

 

 

ウラジオストクでは夕暮れの時間も特別です。噴水通りの先に広がるスポーツ湾の沿岸は、実はサンセットを眺める絶景スポット。私が滞在した日はこんなに素晴らしいサンセットを眺めることが出来ました。

 

他にも、ロシア正教会、沿海州水族館、マリインスキー劇場…これだけでは語り切れない観光スポットが実はまだまだあるのです。

 

次のページ:ウラジオストクのおすすめグルメ・お土産&渡航の注意点とは?

 

 

ウラジオストクの食事は?

ロシア料理と言えば、ボルシチ?ピロシキ?と知っている料理が極端に少なかったのですが、やはり現地に足を運ぶと、色々な名物料理を知ることが出来ます。

 

 

私が特に気に入ったのは、ペリメニという、具を皮で包んで茹で上げた、ロシア風水餃子です。

 

お散歩の途中に立ち寄ったペリメニ専門店の「ローシキプーシキ」というお店は、とても可愛らしい内装で、街中から行きやすい場所にあるのでおすすめです。ペリメニは小腹が空いたときのおやつにもなりますし、数種類を食べ比べつつ、しっかり食べたい時の主食にもなりますよ。

 

また、ニシンの酢漬けと赤いビーツのサラダも、お酒のおつまみにとても合うのでおすすめです。

 

スタローヴァヤというロシアの食堂形式のお店が各所にありますが、トレイを持ってカウンターに並び、ほしいおかずを指差しで選ぶことが出来るので、言葉がわからなくても大丈夫です。食べてみたい食材に気軽に挑戦できるのが良いですね。

 

海に近い街ならではのシーフード料理のお店も沢山見かけたので、ウラジオストクでの食の楽しみはまだまだ深める価値がありそうです。

 

ローシキプーシキ (英語表記/ロシア語表記 Lozhki-Ploshki / Ложки-плошки)

住所:Владивосток, Светланская, 7

電話番号:+7 423 260-57-37

URL: http://lozhkiploshki.ru/

 

ウラジオストクのお土産は?

 

ロシア土産の代名詞とも言えるマトリョーシカ!大型のお土産屋さんでは、驚くほど大きいものから、触れるのが怖いくらい小さくて繊細なものまで、種類豊富なマトリョーシカを扱っています。

 

もちろん、置物のマトリョーシカだけでなく、マトリョーシカデザインのグッズも沢山あるので、可愛いもの発掘につい没頭してしまいます。

 

 

スーパーに行くと、思わずアリョンカチョコレートも手に取ってしまいます。以前、友人からお土産に貰ったことがあったので、発見すると思わず声をあげてしまいました。色々な種類があり、ミニサイズもあったので、ばら撒き土産には強い味方です。

 

沿海地方名物のシーフードも気になるところ。スモークサーモンのパッケージや、イクラの瓶詰もありました。保冷して持ち帰る手間はかかりますが、ロシアの味を自宅でも味わいたいものですね。

 

ビザと温度差には注意!

注意点は、ビザに関わること。ウラジオストク空港で出入国する場合、ビザの簡易取得が認められています。ウラジオストク以外の都市にも渡る場合は条件が変わってきますので、随時確認が必要です。

 

また地域柄、万全な衣類の準備も必要です。私が訪れたのは9月下旬でしたが、昼夜の気温差が激しく、温度調整ができる衣類をしっかり準備すべきでした。昼間はぽかぽかしていて汗ばむくらいに対し、夜は凍えそうでした。

 

ましてや冬は極寒の地となるようですので、そんな寒さを楽しむための準備も必要ですね。

 

 

次の旅におすすめ!極東の街、ウラジオストク

 

 

こうして旅を振り返ると、ウラジオストクの紹介したいポイントが実はまだまだ沢山あります。

 

私が訪れた当時は直行便が少なかった為、時間帯を考慮して経由便で向かいました。それがなんと直行便の選択肢が増えるわけですから、また行きたい!と思ってしまいます。

 

JALは2月28日より運航開始していて、ANAは3月16日より運航開始です。

 

2020年、一気に身近になるウラジオストクを、次の旅先として考えてみるのはいかがでしょうか。

 

 

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