快挙! 賞金1000万円獲得! 空飛ぶクルマ世界大会決勝で日本チームが唯一の受賞者に

「プラット・アンド・ホイットニー・ディスラプター賞」を受賞した teTra Mk-3E(通称:テトラ3)

空飛ぶクルマ「テトラ3」が決勝で見事受賞!

賞金は10万ドル!

「プラット・アンド・ホイットニー・ディスラプター賞」を受賞した teTra Mk-3E(通称:テトラ3)

テトラ・アビエーション株式会社は、航空機コンペ「GoFly」の最終飛行審査にて「プラット・アンド・ホイットニー・ディスラプター賞」を受賞し、賞金10万ドル(日本円換算:約1077万円、2020年3月時点)を獲得した。

GoFlyでは約2年間に渡り、デザイン・設計に対する審査(フェーズ1)、途中経過に対する審査(フェーズ2)が行われ、最終飛行審査には24チームが進んだ。

さらに、GoFlyや航空機メーカーの元技術者などによる飛行準備審査を通過した同社を含む5チームが最終飛行審査でのデモ飛行に挑戦した。

5チーム中、唯一の受賞者に

「プラット・アンド・ホイットニー・ディスラプター賞」を受賞した teTra Mk-3E(通称:テトラ3)

「プラット・アンド・ホイットニー・ディスラプター賞」とは、大手航空機用エンジンメーカーであるプラット・アンド・ホイットニー社が選定する、最も革新的な機体を開発したディスラプター(破壊的イノベーター)に与えられる賞である。

なお、ボーイング社が選定するグランドプライズおよび部門賞の受賞者は残念ながら該当チームなしとなったため、テトラは唯一の受賞者となった。

テトラ・アビエーション株式会社は大会で得た知見をもとに、2025年の実用化に向けeVTOLの開発を進めていくとしている。

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