フィリーズ・ハーパー 場外弾含む2本塁打4打点の活躍

球界を代表するスター選手の1人であるブライス・ハーパー(フィリーズ)が、日本時間3月5日に行われたパイレーツとのオープン戦で2本塁打を放つ活躍を見せた。フィリーズはハーパーの活躍もあり、9対7で勝利している。

パイレーツ戦に「三番・ライト」でスタメン出場したハーパーは、1点を先制した直後の1回裏無死1塁の場面で打席に入ると、パイレーツ先発のヘクター・ノエシからライトスタンド後方の場外へ消える特大の1号2ラン。2回裏の第2打席はセカンドゴロに倒れたが、4回裏二死3塁で迎えた第3打席ではパイレーツ3番手のヤクセル・リオスから左中間へ2号2ランを叩き込んだ。

フィリーズは、リードオフマンを務める予定だったアンドリュー・マカッチェンが開幕に間に合わない見込みとなっており、ジョー・ジラルディ監督はJ.T.リアルミュートを一番、ハーパーを二番で起用することを検討しているという。この試合ではリアルミュートが一番、ハーパーが三番に入り、ともに本塁打を放ったが、この2人が一番と二番に並べば、相手の先発投手にとっては立ち上がりから全く気を抜くことのできない脅威の打線となる。

ハーパーは「チームとして、僕たちは前進し続けなければならないし、より良いチームになっていかなければならない。口にするだけじゃなくて、自分も含めて、実際に良くなっていかないといけないんだ」と今季への意気込みを口にした。フィリーズ移籍2年目を迎えるハーパーが今季どのような活躍を見せてくれるか注目だ。

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