習近平主席の4月来日延期

日中、新型肺炎対応優先

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中国の習近平国家主席

 日中両政府は5日、4月に予定していた習近平・中国国家主席の国賓来日の延期を発表した。新型コロナウイルス感染による肺炎(COVID19)の影響が広がる中、当面は終息に向けた国内対応を優先すべきだと判断した。来日準備の停滞で、成果が見込めない状況となっていた。両政府は日程の再調整に入るが、東京五輪・パラリンピック後の秋以降となる観測が出ている。

 実現すれば、2008年5月の胡錦濤氏以来、約12年ぶりの中国国家主席の国賓来日だった。感染の拡大を受け、来日先送りの見方が広がっていた。日本国内の保守層から国賓として処遇することへの反対論もあった。