アフガン米戦犯捜査を一転承認

国際刑事裁、トランプ政権反発

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 【マドリード、ワシントン共同】国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)上訴部門は5日、予審判事部が退けたアフガニスタンでの米兵らによる戦争犯罪を巡る正式捜査を一転認める判断を示した。アフガン反政府武装勢力タリバンと和平合意したばかりのトランプ米政権は反発し「米国民を守るため必要な措置を講じる」(ポンペオ国務長官)と対決姿勢を示した。

 捜査を請求したベンスダ主任検察官が抗告していた。上訴判事は、検察は捜査遂行に合理的根拠を見いだしているとした上で、正式捜査をさせないのは「真相を追求する検察機能に対する誤った妨害だ」と指摘した。