「今季限りでバルセロナを去るべき3人」

宿敵レアル・マドリーとのエル・クラシコに敗れ、リーガ首位から陥落したバルセロナ。

ここでは、『sportskeeda』による「キャリアを復活させるためにバルサを去るべき選手たち」を見てみよう。

リキ・プーチ

ラ・マシア育ちのプーチは非常に期待されている逸材だ。だが、バルサの中盤は競争が熾烈であり、トップチームでのプレータイムはほとんど得られていない。

生粋のセントラルミッドフィルダーであるが、卓越したテクニックを持っており、6番~10番の位置ならどこでプレー可能だ。

ただ、シーズンはこれから重要度が増していくだけに、彼が多くのチャンスを得られるとは思えない。

バルサの中盤は好選手がひしめいていることもあるので、プーチのような選手は夏にカンプ・ノウを去るほうがいいだろう。ローンであれ完全移籍であれ、彼にとってはトップリーグで戦うほうがいいはずだ。

ウスマヌ・デンベレ

2017年にドルトムントから加入して以降、彼のキャリアは怪我に蝕まれている。先月に負った筋肉系の故障によって、今季は絶望になってしまった。

加入から2年半でプレーしたのは2956分。これは期待を遥かに下回るプレータイムだ。退団したネイマールの後釜として破格の移籍金でバルサにやってきたが、まだその期待に応えられていない。

スペイン移籍後のキャリアは下り坂になっており、夏に移籍することになれば、彼にとってもクラブにとってもとっていいものになるだろう。

カルレス・アレニャ

2018年にトップチーム入りした彼もカンテラ出身ながら、バルサでの地位を固めるための機会をあまり与えられていない。

この冬にはベティスにローン移籍しており、そこでインパクトを残せれば、夏の移籍先には困らないだろう。

すでに述べてきたように、バルサの中盤は好選手揃いのため、アレニャのような若手がチャンスを掴むのは至難だ。よって、キャリアを促進させるためにカンプ・ノウを去ることは悪い決断ではないだろう。

高く評価されている選手だけに、他の5大リーグクラブから関心を寄せられるかもしれない。

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