新型肺炎で世界の損失36兆円も

アジア開発銀行が予測

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 【ニューデリー共同】アジア開発銀行(ADB、本部マニラ)は6日、新型コロナウイルスの感染拡大によって、世界全体で最大約3469億ドル(約36兆7千億円)の損失が発生し、実質成長率を0.4%引き下げる可能性があるとの見通しを明らかにした。

 このうち中国が最大で約2367億ドルの損失を被り、同国の成長率が1.7%低下するとした。中国とのサプライチェーン(部品の調達・供給網)が寸断されたことによる生産停滞や、観光産業への影響によって、日本など一部先進国と中国を除いたアジア地域の成長率が最大で0.5%押し下げられると予測した。