新型肺炎のあおり、レンタル着物会社倒産 外国人観光客激減の京都

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【資料写真】レンタル着物で散策を楽しむ台湾人観光客の一行(京都市東山区・清水坂)

 信用調査会社の帝国データバンク京都支店によると、訪日観光客向けのレンタル着物を手掛ける京都市下京区の「京洛和蒼(きょうらくわそう)」(登記は右京区)が事業停止していたことが6日分かった。新型コロナウイルスの感染拡大による訪日観光客の急減で、事業継続が困難になったとみられる。負債額は推定1億5千万円。新型コロナウイルスに関連した負債総額1億円規模の倒産が明らかになるのは京都で初めて。

 同支店によると、同社は2015年10月に創業。和装製品の企画・販売とともに、近年は市内で「千都四季」の店名で、主に外国人観光客向けのレンタル着物事業を行っていた。19年1月期の売上高は約2億円とみられる。
 昨年6月以降に反政府デモの影響で香港からの観光客が減少し、収益が悪化。さらに今年の新型コロナウイルスの影響で外国人観光客が激減し、事業継続を断念したという。