横浜で感染確認の70代男性、発熱後にスナックやジム利用

横浜市役所

 新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、横浜市は6日、市内に住む70代の無職男性の感染が新たに確認された、と発表した。発熱後、同市港北区のスポーツジムを利用したという。

 市によると、男性は妻と2人暮らし。親族と2月16日から23日までエジプトへ旅行し、帰国2日後の25日に発熱した。だが26日に市内のスナックへ出掛け、24~27、29日と3月1日に同市港北区の商業施設「トレッサ横浜」内のスポーツジム「セントラルウェルネスクラブトレッサ(大倉山)」を利用。倦怠感などがあったため、3月3日に市内の医療機関を受診。4日に肺炎で入院し、PCR検査の結果、5日に陽性と判明した。

 男性が利用したジムは1日最大500~600人が利用しているという。

 ジムは3日から休業し、男性と同じ時間帯の利用客を調べている。また港北区福祉保健センターとの連名で、濃厚接触者に対して手紙を発送する予定。

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