米金利「4月末までにゼロ近辺」に低下も、市場で織り込み進む

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[シカゴ 6日 ロイター] - 6日の米金融市場では、連邦準備理事会(FRB)が4月末までに政策金利をゼロ近辺まで引き下げるとの見方が強まっている。ただ、新型コロナウイルスによる経済への影響をFRBが阻止できるのか疑問の声も多い。

FRBの翌日物貸出金利と連動する先物取組によると、4月の連邦公開市場委員会(FOMC)までにフェデラル・ファンド(FF)金利が金融危機以来の0─0.25%まで引き下げられる見方が50%以上の確率で織り込まれている。

FRBは3日、0.5%ポイントの緊急利下げを決め、FF金利の誘導目標を1.00─1.25%にすると発表した。

トランプ大統領はこの日、総額83億ドルの新型ウイルス対策法案の署名に当たり、FRBにさらなる措置を要求した。

オックスフォード・エコノミクスのグレゴリー・ダコ氏は「当局が学校閉鎖や渡航制限の強化、不要な移動の制限を行えば、米経済は景気後退(リセッション)に陥り、過去最長の景気拡大は終わりを迎える」と指摘した。