新長崎駅舎公開 自然感じる玄関口 3月28日開業

新浦上駅は質素な色調

©株式会社長崎新聞社

県産スギを使用している新しい長崎駅のコンコース天井=長崎市尾上町

 長崎市中心部のJR長崎線が28日に高架化・開通するのを前に、新しい長崎駅、浦上駅の両駅舎が7日、報道各社に公開された。
 新しい長崎駅舎は2階建て約3300平方メートル。1階に改札口を設け、コンコースの天井には県産スギ材を、トイレ付近には白い波佐見焼タイルを採用した。テナントはコンビニと観光案内所が入る。
 高架化に伴い、ホームは2階に整備。在来線は1番線から5番線までで、ガラス張りの西側からは稲佐山が見える。南側のホーム先端からは、県庁と県警本部の間に長崎港を望むことができる。白い屋根は東側に建設中の九州新幹線長崎ルートのホーム(2022年度暫定開業)と連続し、船の帆をイメージ。光を透過する素材で昼は自然光で明るく、夜は照明が外に漏れて夜景に映えるようにした。
 砥綿陽介駅長(43)は「海と山、風、自然を感じられ、長崎の玄関口にふさわしい駅になる」と話した。
 新しい浦上駅舎は2階建て約800平方メートル。新長崎駅に比べ質素で落ち着いた色調。長崎市の木「ナンキンハゼ」の鋳物装飾を1階改札口前など数カ所に施した。2階ホームは在来線の1、2番線があり、周囲の病院などに配慮し東側の駅前広場付近だけをガラス張りにした。テナントが入る予定はないという。
 高架化は、県が連続立体交差事業として同市尾上町-松山町の在来線約2.5キロで実施。事業費約529億円。

ホーム東側はガラス張りで、駅前広場が見えるようになっている新しい浦上駅=長崎市川口町

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