シービリーブス・カップのグループステージ第2節が8日に行われ、日本とイングランドがアメリカのニュージャージー州にあるレッドブル・アリーナで激突した。
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2019FIFAフランス女子ワールドカップのグループステージでも相対した同カード。なでしこジャパンは前節スペイン戦から複数選手を入れ替え、サイドハーフに籾木結花を配置し、最前線は田中美南が務めた。開始早々から積極的な姿勢を見せるなでしこジャパンは、セントラルMFの杉田妃和らが果敢にミドルシュートを放つ。フィジカル勝負でなくスピードやテクニックでチャンスを創出し、得点の匂いを漂わせ試合を折り返す。
【ワールドカップ女子】なでしこが2失点でイングランドに完敗…決勝TではグループE首位と対戦
後半に入ると、疲れが見え始めた選手を替えインテンシティを保つなでしこジャパンだったが、フィニッシュの場面で精度を欠いてゴールが遠い。すると83分、トニー・ダガンがペナルティエリア手前の右から浮き球のパスを供給し、途中出場のエレン・ホワイトが左足で合わせ、なでしこジャパンが先制を許してしまう。結局このゴールが決勝点となり、なでしこが0-1で2連敗を喫した。