宇久発電所を来月末で廃止 九電、老朽化などで

 九州電力は、佐世保市宇久町の宇久発電所4~7号機(計3千キロワット)を3月末ごろに廃止すると発表した。老朽化などが要因。
 宇久発電所は重油を燃料とする火力発電。4~7号機は1965年から74年にかけて運転を開始した。
 現在、宇久を含む五島列島には海底ケーブルを通じて本土から送電している。五島・中通島から宇久・小値賀地区に送電するケーブルも強化されており、宇久発電所は2016年10月から稼働を停止していた。
 1~3号機はすでに廃止している。

© 株式会社長崎新聞社