マヂカルラブリー野田が「R-1」優勝。賞金500万円は「雑に使おうと思います。相方には分けません」

“ひとり話芸日本一”を決定する「R-1ぐらんぷり2020」が3月8日に開催され、フジテレビ系で生放送。マヂカルラブリー・野田クリスタルが初優勝し、会見が開かれた。

自身でプログラミングしたオリジナルゲームのネタで優勝した野田は、「『M-1グランプリ』『キング・オブ・コント』ともに決勝に出たけれど、どちらもクソみたいな結果に終わったので、今回優勝できてうれしかったし、解放されました」と明かし、「優勝した実感はメチャメチャあります。頑張ってきたので報われました。全員をぶっ潰してやろうと思った」と喜色満面。優勝賞金500万円は「雑に使おうと思います。旅行とかゲームの課金とかで使っていこうと思う。相方に分けることは死んでもありません!」と力強く宣言し、取材陣を笑わせた。

18回目となる今回の大会では、2532人がエントリー。決勝戦は三つのブロックによるトーナメント方式で行われ、メルヘン須長、守谷日和、SAKURAI、マヂカルラブリー・野田クリスタル、ルシファー吉岡、ななまがり森下、パーパーほしのディスコ、すゑひろがりず南條、ヒューマン中村、おいでやす小田、ワタリ119、大谷健太の計12人が笑いの火花を散らした。スタジオ審査員は、勝俣州和、友近、陣内智則、久本雅美、関根勤、桂文枝が務めた。

今大会は新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、大会史上初となる無観客で実施。「無観客の方がやりやすいのかな?と思った。完全なる無観客でやるネタ番組もあってメンタルは鍛えられているので、(TBSの)『あらびき団』に比べたらマシです。無観客と聞いた時にはガッツポーズが出ました」と吉と出たようだ。

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