カーネーションで笑顔になって JA部会 大村の児童クラブに

開田部会長(左)からカーネーションの花束を受け取る児童=大村市

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、本県でも小中学校などの臨時休校が続く中、不安やストレスを感じている子どもたちに花を通じて笑顔になってもらおうと、JAながさき県央大村カーネーション部会は9日、大村市内10カ所の児童クラブに大村産カーネーションの花束を贈った。
 松原本町のいちご児童クラブで贈呈式があり、開田浩幸部会長が児童代表に本県オリジナル品種「だいすき」の花束を手渡した。開田部会長は「学校も休みで暗いニュースが流れる中、カーネーションを見ることで子どもたちの癒やしにつながれば」と話した。
 花束を受け取った市立松原小5年の江﨑香菜さん(10)は「部屋の中で学校に行きたいと思いながら毎日過ごしている。とてもきれいな花なので、明るい気持ちになった」と喜んだ。

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