Pebble LabsとVirbacが水産養殖の病気予防のための包括的な商業契約締結を発表

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【ロスアラモス(米ニューメキシコ州)、カロ(フランス)2020年3月10日PR Newswire=共同通信JBN】
*両社はRNAベースの技術をグローバルな大規模養殖に取り入れ、養殖作物の50%損失を引き起こす可能性のあるホワイトスポット症候群(白斑病)ウイルスに対するソリューションに重点的に取り組む

グローバルな食品安全保障の向上の使命を担い、農業および水産養殖における世界最大の課題の幾つかに対処するソリューションを開発しているバイオテクノロジー企業であるPebble Labs USA Inc.(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2743830-1&h=328690367&u=http%3A%2F%2Fwww.pebblelabs.com%2F&a=Pebble+Labs+USA+Inc)と、世界第7位の獣医製薬グループで水産養殖における大手アニマルヘルス企業のVirbac(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2743830-1&h=2718340619&u=https%3A%2F%2Fus.virbac.com%2Fhome&a=Virbac)(VIRP、ビルバック)は10日、両社が水産養殖における病気予防のための画期的ソリューションを共同開発し、商業化する契約を締結したと発表した。

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水産養殖の需要は2030年までに世界中で倍増する見通しであり、60%の生産増が必要となる。養殖の生産物の約50%が病気のために失われ、毎年500億ドルの損失が生じている。養殖エビだけでホワイトスポット症候群ウイルスによる損失は毎年35億ドルに達すると推計されている。

現在、水産養殖業界は世界中のエビ養殖場に壊滅的な打撃を与える可能性のある病気と闘うのに、プロバイオティクス菌、合成化学物質、抗生物質に大きく依存している。Pebble Labs Directed Biotics(TM)技術は、バクテリアによる動物の自然免疫を利用し、それを流用してホワイトスポット症候群ウイルスを抑制する。

Virbacの養殖部門ディレクターで獣医学博士(DVM)のピエール・ヘニング氏は「Pebble Labsには、われわれが大規模な水産養殖で直面しているウイルス性病原体に安全かつ効果的に対処できる初の持続可能な技術がある。Pebble Labsと協力してそのソリューションを養殖業者と共有することは、当養殖部門にとって今年の最優先事項であり、われわれはこのプロジェクトを迅速に進めるよう取り組んでいる」と述べた。

Joint Development Agreement(共同開発契約)の条項には、養殖におけるホワイトスポット症候群ウイルスの治療対策のほか、Pebble Labsの技術、ソリューション開発計画、規制当局の認可および承認、将来の製品と商業的応用の議論を検証するためのフィージビリティースタディーを実行することが含まれている。

Pebble Labs(CN)のデービッド・G・モーガン社長(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2743830-1&h=720937076&u=https%3A%2F%2Fwww.pebblelabs.com%2Fglobal-agricultural-leader-as-president%2F&a=David+G.+Morgan)は「Pebble Labsは今年、養殖場でDirected Biotics技術を見ることを楽しみにしている。今回のVirbacとの契約は当社の革新的な製品を市場化し、それにより食品生産における抗生物質の必要性を減らし、世界中の食品安全保障を向上させることになる」と語った。

ソース:Pebble Labs USA Inc.

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crubart@pebblelabs.com
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aennaciri@golin.com
+33 1 40 41 56 09