新型肺炎対策支援で中国に謝意、WHO事務局長

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新型肺炎対策支援で中国に謝意、WHO事務局長

2月27日、在韓国中国大使館寄贈のマスクが入った段ボール箱。(ソウル=新華社配信)

 【新華社ジュネーブ3月10日】世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長は7日、国連(UN)ジュネーブ事務局の中国常駐代表を務める陳旭(ちん・きょく)大使と会談し、中国が新型コロナウイルスとの世界的な闘いのために2千万ドル(1ドル=約105円)を寄付し、開発途上国の対応能力向上を支援したことに感謝の意を表した。

 テドロス事務局長は、感染症流行に対する世界的な対応が重要な時に困難を克服しつつ、ほかの発展途上国に援助の手を差し伸べる寛大さがあるとして、中国政府を評価。WHOは引き続き中国との連携協力を強化し、感染症の予防管理における国際協力の前進を推進していくと述べた。

新型肺炎対策支援で中国に謝意、WHO事務局長

2月25日、中国から寄贈されたマスクの箱を仕分けるイランの保健医療教育省のスタッフ。(テヘラン=新華社配信)

 陳氏は、中国での新型コロナウイルスによる肺炎感染の予防・抑制は、中国政府と国民がとった決断力のある効果的な措置のおかげで、着実な進歩と前向きな発展を目の当たりにしていると語った。

 中国は新型肺炎の予防・抑制における国際協力に具体的な行動で参加し、WHOの専門的かつ調整的な役割を支援、公衆衛生体制が脆弱な発展途上国における効果的な対応も支援する意向だ。

 陳氏は、このウイルスは国境を尊重しないと述べ、中国は引き続き、連帯の精神でWHOおよびすべての関係者と協力し、ウイルスと闘うと付け加えた。

 会談後、テドロス事務局長は「習近平(しゅう・きんぺい)国家主席と中国政府、中国国民を代表して、良いニュースを届けてくれた陳大使に心から感謝する」とツイートした。