イタリア全土で移動制限開始

感染拡大防止策、観光打撃も

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10日、人影がほとんどないイタリア・ローマの観光名所「スペイン階段」(ロイター=共同)

 【ローマ共同】新型コロナウイルスの感染拡大が続くイタリアで10日、全土での個人の移動制限が始まった。コンテ首相が拡大防止策をまとめた新たな首相令を出し、居住地域外に出ることを原則禁止した。既に多くの名所や美術館が閉鎖され、世界中から旅行客が訪れるイタリア観光業には大打撃となっている。

 飛行機や電車、バスは止めず緊急時や仕事の必要性があれば移動は認められる。

 新たな首相令により、葬儀やミサを行うことも全土で禁止された。レストランやバール(喫茶店)の夜間営業も認められず、ショッピングセンターは週末の営業を禁じられた。

10日、イタリア・ナポリで食料などを求めて店の前に並ぶ市民ら(ロイター=共同)