バスケットボール女子日本代表・髙田真希選手が登場!!「熱血バスケ」の収録現場から熱いトークをお届け!

バスケットボール女子日本代表・髙田真希選手が登場!!「熱血バスケ」の収録現場から熱いトークをお届け!

頂点を目指すバスケ女子

バスケットボール女子日本代表が東京五輪で躍進できるかの鍵を握るのがセンターで主将の髙田真希。そんな注目選手をスタジオに迎えた「熱血バスケ」(NHK BS1)の収録直前に、髙田と「熱血バスケ」解説の佐々木クリス&司会の神田れいみの3人を直撃!

バスケットボールの最新情報を届ける生放送番組「熱血バスケ」の2月24日放送回に髙田真希が登場。佐々木クリスと神田れいみは髙田に大きな期待を寄せる。

佐々木「日本人離れした体格を持つ髙田選手が、フィジカルコンタクト(プレーヤー同士の体の触れ合い)を好んでしてくれるのは、日本代表が勝つためのポイントになると思っています」

髙田「確かに、コンタクトプレーを嫌がる選手もいますけど、自分は嫌いではないというか、好きな方です(笑)。自分の体格を生かさないともったいないので、両親に感謝ですね」

佐々木「それに加えて、頭脳的な選手だと思います。髙田選手がボールを持つと得点だけでなく、チームに循環が生まれたり、いい効果がたくさんありますね」

神田「確かに! クリスさんがおっしゃる通りですし、同性としてもカッコいいと思っています。コートの中と外で見せる表情やしぐさのギャップも好きですし、Wリーグなどでお客さんを楽しませようとする気持ちがすごく伝わってきます」

髙田「こんなに褒められることがないので、うれしいです(笑)」

バスケ女子日本代表のトム・ホーバス監督は、東京五輪での金メダル獲得を目標に掲げる。日本代表の主将を務める髙田も、同じ目標を見据えている。

髙田「思いは一緒なので、金メダルを間違いなく目指します。ただ、そのレベルに達していないのが現状ですし、しなくてはいけないことがたくさんあるので、日々の練習を積み上げていくのが大事だと思っています」

また、バスケ女子日本代表のプレーを佐々木はこう分析する。

佐々木「決められたエリア内でゴールすると3点もらえる3ポイントを活用し、自分たちのスタイルに昇華していくところが強み。強豪国に体格などで劣る部分があっても、どのように工夫して戦うかを色濃く打ち出しているのがすばらしいです」

神田「確かに、そうですね!」

佐々木「現在のバスケでは、ペースとスペースが大事です。ペースを押し上げたい日本は、髙田選手や渡嘉敷来夢選手といったセンタープレーヤーが走るということが根幹になりますね」

髙田「190㎝後半から2m台の身長の選手を守備しながら走るのは、結構キツいです。ただ、それをしないと勝てないですし、地味ですがとても重要なので、見てほしいプレーですね」

佐々木「あと、コートに立っている5人が3ポイントを打てるというのも大事ですよね」

髙田「はい。センターが3ポイントを打つのは、最初は大変でしたけど、感覚をつかんで自信を持てるようになりました。自分が3ポイントを打つのは、一つの武器になると感じています」

3月下旬からは、Wリーグのプレーオフがスタート。日本代表での活動を前に、代表選手同士がしのぎを削る戦いが待つ。

髙田「代表では頼もしいチームメートがWリーグでは対戦相手になりますが、どこが相手でも、自分たちのバスケットを突き詰めて、40分間やり通したいです」

佐々木「レギュラーシーズンももちろん大事ですが、人々の記憶に残るプレーが生まれるのが、やはりプレーオフという舞台。今季も熱戦を期待しています」

神田「私は初心者でもすごいと感じるダイナミックなプレーをたくさん見たいです。そういうプレーで、バスケファンが増えていくと思います」

佐々木「友達を誘って『あの選手すごいね』と聞かれて、それが日本代表選手だと、日本代表の人気にもつながりますよね」

神田「髙田選手のキャラクターを知ると親近感が湧いたり、もっと応援したくなるので、キャラクターも伝わってほしいです」

髙田「いろいろとハードルが上がっている気がします(笑)。でも、バスケの男子が盛り上がっている中、女子も盛り上げたい気持ちは人一倍強いです。今回、『熱血バスケ』に出演させていただいた背景にも、バスケ女子をもっと知っていただきたい思いがあります。そして、東京五輪の金メダルに向けて活躍することで、もっと注目していただけるよう頑張りたいです」

【TVガイドからQuestion】

Q 思い出に残っているスポーツ名場面を教えて!

髙田「昨年、ボクシングの井上尚弥選手がWBSSで優勝した試合は感動しました。右目が見えなくなるアクシデントがあっても冷静に対処していて、事前にいろんなことを想定して準備していると感じました」

佐々木「僕はアスリートの言葉に感動します。’16年にレブロン・ジェームズがNBA優勝を果たし、『(生まれ故郷の)アクロン、この優勝はお前たちのためだ』という旨を百獣の王のごとく語った際は胸を打たれました」

神田「毎年、箱根駅伝を見て感動して涙しています。今年は初めて現地に行って、感動して泣くのかなと思ったら、走りのスピードがあまりに速く驚きました(笑)。実際に見させていただいて新たな発見ができました」

【プロフィール】


髙田真希(たかだ まき)
1989年8月23日愛知県生まれ。乙女座。A型。183cmの長身と空手経験を生かし、主にゴール下で体を張るセンターとして活躍。日本代表の主将として「流れが悪い時間帯は声を掛けるようにしている」そうで、キープレーヤーでありながらチームをまとめている。愛称は「リツ」。デンソーアイリス所属。

佐々木クリス(ささき くりす)
1980年12月24日東京都生まれ。山羊座。O型。高校時代から本格的にバスケを始め、プロ選手としてもプレーしていた。20代の頃はモデルや歌手としてもマルチな才能を発揮。「バスケの魅力を伝えるのはライフワーク」と語るように、現在はバスケを分かりやすく伝える解説者、アナリストとして活躍している。

神田れいみ(かんだ れいみ)
1993年4月11日埼玉県生まれ。牡羊座。A型。大学在学時からキャスターとして活動し、スポーツ番組のアシスタントやレポーター、ラジオDJとして活躍する。’17年スタートの「熱血解剖!Bリーグ」から「熱血バスケ」まで継続してMCを担当し、「バスケの奥深い魅力に日々気付かされている」と語る。

【番組情報】


「熱血バスケ」
NHK BS1
月曜 午後9:00~9:50(予定)

日本代表やBリーグ、Wリーグの選手も登場する、バスケ専門の生放送番組。解説を担当する佐々木は「バスケの長年のファンも初心者も、見るたびにバスケの楽しさが分かる番組」と語り、司会の神田が番組で意識しているのは「目的をしっかり持って分かりやすく伝えること」だそうだ。

【プレゼント】


サイン入り生写真を2名様にプレゼント!

ハガキでの応募方法は「TVガイド」3/20号(P106)をご覧ください。
「TVガイド」の購入はコチラ→https://zasshi.tv/category/TVG

取材・文/山木敦 撮影/須田卓馬

© 株式会社東京ニュース通信社