【台湾】TSMCの2月売上高、直近7カ月で最低[IT]

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ファウンドリー(半導体の受託製造)世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が10日発表した2020年2月の連結売上高は、前年同月比53.4%増の933億9,444万台湾元(約3,260億円)だった。直近7カ月の最低額となり、7カ月ぶりに1,000億元台を割り込んだ。前月比では9.9%減った。

10日付中央通信社によると、2月としては過去最高額を更新した。春節(旧正月)連休のずれ(昨年は2月)が前年同月比での強い伸びにつながったとみられる。

1~2月は前年同期比41.8%増の1,970億7,758万元となった。

TSMCはかねて第1四半期(1~3月)の売上高目標を、台湾元換算で約3,050億~3,080億元と定めており、新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)の感染拡大後も目標値の修正は行っていない。

3月の売上高が1,079億元以上で目標に届く計算だが、証券筋は「達成できれば四半期ベースの売上高の過去最高を更新することになる」と説明した。

一方、新型肺炎の影響は第2四半期(4~6月)に表れると指摘。顧客が在庫調整を行うため、売り上げが前四半期比で減少すると予測した。