“輝く舞台”へ第一歩 ハウステンボス歌劇学院卒業式

夢への一歩を踏み出した卒業生=ハウステンボス

 プロの舞台人を育成する「ハウステンボス歌劇学院」の第6期生卒業式が10日に開かれ、19~23歳の13人が夢への一歩を踏み出した。27日に歌劇団「歌劇ザ・レビューハウステンボス」の新劇場「歌劇ザ・レビューシアター」(福岡市)のこけら落とし公演でデビューする。
 昨年5月に入学し、舞踊やメーク、和太鼓、琴などを学んできた。来年3月までの1年間は舞台実習生として経験を重ね、4月からプロとして活動する。
 式は佐世保市のハウステンボスで開かれ、新型コロナウイルスの感染防止のため、保護者と来賓は出席しなかった。歌劇学院の坂本和子代表は「夢を持って自分の選んだ道を歩んでいる。歴史をつくっていこう」と激励。卒業生代表で娘役、光田晴香さん=広島県出身=は「世界に羽ばたき、輝く舞台人であることを目指し、努力していく」と誓った。

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