ヘルタがマスク着用でも顔認識できる新テクノロジーを発表

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【バルセロナ(スペイン)2020年3月11日PR Newswire=共同通信JBN】混雑した環境における顔認識ソリューションで世界をリードする企業のヘルタ(Herta)は今週、顔面マスクを着用する人々を正確に特定できる顔認識アルゴリズムの新バージョンを発売する。同社はしばらくの間、部分遮断の課題にとりくんできたが、新型コロナウイルス(CoVid19)の流行に伴い、そうした条件の下で正確な特定を実現する助けとなるソフトウエアバージョンの立ち上げを加速してきた。

ディープラーニング技術に基づくヘルタのアルゴリズムは非常に高い特定率を実現し、特に特定認証のタスクとその信頼性は、人が顔を広範囲に隠している時でも非常に高い。人間の顔で最も特異的なのは目の領域であることは注目に値する。

このソフトウエアの発表は、パスポートを使用する国境管理所などの自動旅客認証システムにとって鍵となる。この方法で、人はマスクを外す必要なしに、病気の伝染や長い待ち時間の可能性を回避できるだろう。一般的に、それはアクセス制御または特定認証システムのすべての種類にも拡大適用できる。

ヘルタは、この新技術の市場での影響は世界的にとても重要で、輸送、健康、政府、イベント、スポーツスタジアムまたはゲーム分野などの環境で大規模に使用されると見込んでいる。

▽ヘルタについて
ヘルタは最先端の顔認識ソリューションを開発する世界リーダーである。バルセロナに本社があり、マドリード、ロサンゼルス、モンテビデオ、メキシコ市、シンガポールとドバイに事務所を持つ。ビデオ監視、アクセスコントロール、マーケティングが必要とする迅速、正確、堅ろう、かつエンドカスタマー志向のソリューションを提供する。国際的なプロジェクトには、安全都市、空港、列車・地下鉄の駅、刑務所、銀行、カジノ、スポーツスタジアム、ショッピングモール、軍、警察、犯罪科学応用などが含まれる。ヘルタは50カ国にパートナーと、世界で150の認定インテグレーターを擁する。

ヘルタが専門としているのは混雑した環境の分析で、IPカメラによって複数の対象を同時に検知し、特定できる。当社のソフトウエアは完全にスケーラブルで、どんなIPカメラにも対応しており、すべてのビジネス組織にとって使い勝手がよくて利用しやすいツールになっている。

https://hertasecurity.com

Photo - https://mma.prnewswire.com/media/1122198/Herta.jpg

ソース:Herta