主演ドラマ放送中の騒動ですっかり株が上がった桐谷健太

桐谷健太と東出昌大がW主演をつとめたテレビ朝日系のドラマ「ケイジとケンジ~所轄と地検の24時~」が12日に最終回を迎える。

決して交わることのない元体育教師の異色の所轄署刑事(桐谷)と地方検察庁の超エリート検事(東出)の2人が時にぶつかり合いながらもタッグを組み、自身の正義感を武器に横浜を舞台に難事件に立ち向かっていくさまを描いたオリジナル作の同ドラマ。

初回は12.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の好スタートを切った同ドラマだが、第2話放送日に予期せぬ出来事が起こってしまった。

「放送日発売の『週刊文春』(文芸春秋)に東出さんの不倫スキャンダルが掲載されました。現場のスタッフや共演が色めき立つ中、桐谷さんは黙々と撮影をこなしていたので、『さすが主役』と周囲は強心臓ぶりに驚かされました」(テレ朝関係者)

99年に俳優デビューした桐谷だが、今作で芸歴21年目にしてようやく民放の連ドラに初主演を果たした。

これまでは、ドラマは「ROOKIES」、「JIN-仁-」(ともにTBS系)、NHKの大河ドラマ「龍馬伝」、「いだてん」、映画は「クローズZERO」シリーズ、「アウトレイジ ビヨンド」、「火花」など数々の話題作に出演。

俳優としてのみならず、歌手としても活躍16年に出演しているau三太郎シリーズのCMソング「海の声」で「第58回日本レコード大賞」の優秀作品賞を受賞、さらに「第67回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たしたのだ。

プライベートでは14年に一般女性と結婚し、2人の子供に恵まれているだけに、東出への怒りもひとしおだったようだが……。

「一部で『東出、何やっとんねん!』とキレたことが報じられました、それ1度限り。だからこそ、東出さんは桐谷さんに申し訳なくなり、クランクアップ後、共演者やスタッフに泣きながら謝罪。いずれにせよ、桐谷さんは今回の1件で男を上げました」(同前)

W主演の2人は見事に明暗を分けてまったようだ。

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